ザ・コインロッカーズ、全5チームが個性豊かなライブを披露!「コイロカFES」が大盛況

ザ・コインロッカーズ、全5チームが個性豊かなライブを披露!「コイロカFES」が大盛況

総勢39人からなるガールズバンドプロジェクト、ザ・コインロッカーズが、7月28日に東京・新宿BLAZEにて、ライブイベント「コイロカFES 2019 ~ロッカーに夏、入れる?~」を開催した。

楽曲ごとにメンバーを選抜するザ・コインロッカーズは、現在、全国5都市で計150公演に及ぶ初の全国ライブハウスツアー「SHOWCASE LIVE」を開催中。6月19日にリリースされたデビューシングル「憂鬱な空が好きなんだ」の表題曲に選抜された“憂鬱”チームのほか、カップリング曲を担当した “桜”チーム、“歌歌”チーム、“月”チーム、“蝉”チームの計5バンドがそれぞれワンマンライブを行っている。

2部制で行われた本イベントには、体調不良で欠席した植木美心を除くメンバー38名が集結。通常のツアー公演では観ることのできない、この日限定のスペシャルな内容となっていた。

「みなさん、盛り上がってますか? ザ・コインロッカーズのこと、好きですか?」というテンションの高い煽りからスタートした1部公演は、各チームがツアーの成果を披露する場となった。

“蝉”チームはツインドラム、ツインベースが織りなす重いビートに体を揺らしながら、全身全霊でパフォーマンスし、フレッシュさをアピール。転換中のMCは松本璃奈(憂鬱)、早坂つむぎとカヨン(ともに桜)が務め、最初のMCでは、早坂が「松本さんが1曲目から舞台袖で泣いてた」ことが明かされると、松本は「お客さんがこんなに入っているとは思ってなくて。感動して泣いちゃいました」と正直な気持ちを吐露した。続けて、「みなさん、ありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えると、観客からは拍手と歓声が沸き起こった。

続く、“月”チームは、歌をしっかりと届けながらもステージ上で躍動してフロアを盛り上げ、 “桜”チームは各メンバーで歌い分けながら、あらたな魅力を発揮、メインボーカルの不在を感じさせないエモーショナルな演奏を見せた。そして、山本朱莉のダンスソロを含むメンバー紹介を兼ねたソロ回しから始めた“歌歌”チームは「歌いたくて歌いたくて」では原曲のメロディラインから離れて、「歌わせてくれ」と激しくシャウトし、「桜なんか嫌いだ」は軽快なモータウンビートにしたエレキギターがカッティングを刻むファンキーポップなオリジナルのアレンジを披露し、観客に驚きを与えた。“憂鬱”チームは3曲をメドレーのように繋げ、ノンストップで演奏。テレビの歌番組など、ほかのチームよりも経験値で勝る彼女たちのパフォーマンスは安定感があり、バンドならではの締まったグルーヴからは確かな成長も感じられた。

5バンドの出番が終わったところで、この日だけのスペシャル企画、くじ引きで演奏楽曲とそのメンバーを決めるシャッフルコーナーへと突入。くじ引きによって楽曲が「最後の蝉」に決まり、続いて、船井美玖(月)と宇都宮未来(歌歌)のツインボーカルを含む11人のメンバーが決定。初の組み合わせながらも息のあった演奏を見せ、最後は「憂鬱な空が好きなんだ」をメンバー38名全員でのパフォーマンスで締めくくった。

2部公演では、39名全員が全曲を演奏でき、どんな組み合わせでも音を合わせることができるプロジェクトの特徴を見せつけるライブとなっていた。

まず、8人編成の“蝉チーム”に宇都宮未来(歌歌)と中村雪音(月)のボーカルふたりに加え、田村愛美鈴(憂鬱)と後藤理花(桜)のキーボードふたりが参加。これまでは鍵盤のない編成だったが、「最後の蝉」はピアノロックへと生まれ変わり、「歌いたくて歌いたくて」も、これまでにないコール&レスポンスが生まれ、大きく盛り上がった。“月”チームにも4名が参加。「月はどこへ行った?」はEmily(憂鬱)のアコギに合わせて船井が歌い出すという新鮮な編成となっており、ドラムの山本愛華は隣に位置する成澤愛美(歌歌)としっかりとアイコンタクトを取りながら、ていねいなビートを繰り出し、エレキギターの吉田 桃が推進力を見せる「最後の蝉」では、観客が両手でクラップし、オイオイと声を出しながら拳を突き上げるほどの熱狂となった。

ドラムレスの“桜”チームには森 ふた葉(憂鬱)と成澤愛実のドラマーふたりに、“月”チームのボーカルである船井と“蝉”チームのボーカルの菅野伊吹を含む5人が加わり、13名の編成に。これまではキーボードの泉 真凛が制作した打ち込みのビートを流していたため、この日は初めて生のドラムとの演奏。ベースの早坂つむぎは「一緒にリズムを作る相手がいてやりやすかった」とコメントしていたが、プロジェクト内からいつでもサポートメンバーを加えることができる、コイロカならではの可能性の広さを感じさせてくれる2曲だった。

ソロ回しから始まる“歌歌”チームは、冒頭にゲストとして参加したキーボードの後藤理花(桜)がドビュッシーを演奏して喝采を浴びると、山本のダンスソロからフライグVのベースで超絶技巧を披露したЯuuに続き、昼公演ではジャズの4ビートからドラムソロを始めていた成澤がお祭りビートを叩いて、フロアを一気に夏フェス会場へと染め上げる。さらに、ファンキーでノリノリにアレンジされた「桜なんか嫌いだ」で会場を踊らせ、この日最大規模の15人編成となった“憂鬱”チームへバトンタッチ。「月はどこへ行った?」ではEmilyがアコギを弾きながらイタリア語で歌い、「最後の蝉」は竹内と松本が肩を組みながら歌いあげ、HANNAと野原衣純(歌歌)によるギター上級者の競演も実現。「憂鬱な空」は、松本がしっかりとまとめながらテンポを上げていくと興奮度が加速し、会場は一体感を増していった。

最後はくじ引きによるシャッフルメンバーで「歌いたくて歌いたくて」を演奏。リハーサルも含めて、この日3回目だという宇都宮(歌歌)と竹内(蝉)による“高1コンビ”のツインボーカルが観客から“ラララ”の盛大なシンガロングを引き出し、メンバー全員がステージに上がり、黒髪ロングからイメチェンしたエレキギターの長妻美玖(蝉)や橋本朋夏(歌歌)もマイクを握った「憂鬱な空が好きなんだ」で、カオティックな盛り上がりの中で、この日限りのスペシャルなイベントは幕を閉じた。

翌日からは、再び各グループのワンマンライブが待っている。それぞれのチームの代表が「ライブに来てください!」と手を振りながら笑顔でアピールし、名残り惜しそうにステージを後にした。一人ひとりのメンバーは間違いなく日に日に成長の曲線を描いている。彼女たちが真摯に音楽とバンドと向き合うストーリーに興味のある人は、ぜひライブハウスツアー「SHOWCASE LIVE」に足を運んでほしい。

また、ザ・コインロッカーズのライブハウスツアー「SHOWCASE LIVE」について、「夏休み学生フリーパスキャンペーン」が発表された。

通常「SHOWCASE LIVE」はCD予約で入場無料となっているが、8月の対象公演について学生(中学生、高校生、専門学生、大学生)は、学生証提示で無料入場できるキャンペーンとなっている。キャンペーン詳細は、ザ・コインロッカーズオフィシャルサイトに掲載中。ぜひ、この機会にキャラクター豊かなザ・コインロッカーズのそれぞれのバンドを観に行こう。

TEXT BY 永堀アツオ
PHOTO BY Megumi Suzuki

リリース情報

2019.06.19 ON SALE
SINGLE「憂鬱な空が好きなんだ」

ライブ情報

ザ・コインロッカーズ ワンマンライブ
12月23日(月・祝)東京・Zepp Tokyo


ザ・コインロッカーズ オフィシャルサイト
https://yaband-project.com/


Produced by 【es】エンタメステーション
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