『カツベン!』劇中劇に草刈民代、城田 優、上白石萌音、シャーロット・ケイト・フォックスが出演!

『カツベン!』劇中劇に草刈民代、城田 優、上白石萌音、シャーロット・ケイト・フォックスが出演!

12月13日(金)より全国公開される、周防正行監督の5年ぶりとなるオリジナル映画最新作『カツベン!』に登場する“無声映画”に、草刈民代、城田 優、上白石萌音、シャーロット・ケイト・フォックスが出演していることが明らかになった。

『Shall we ダンス?』『それでもボクはやってない』など数々の名作を世に送り出してきた周防監督が、今回選んだテーマは“しゃべりのスペシャリスト”活動弁士、通称“活弁(カツベン)”! 長年周防組の助監督をつとめてきた片島章三が書いた脚本にほれ込み、自身初となる自らが書いていない脚本の映画化へ挑戦している。七色の声を持つ天才的な活動弁士の主人公を演じるのは成田 凌。ヒロインには黒島結菜、さらに永瀬正敏、高良健吾、井上真央、音尾琢真、竹野内 豊など周防組初参加の面々に加え、竹中直人、渡辺えり、小日向文世ら周防作品おなじみの実力派キャストたちが集結している。

今回発表された豪華キャスト陣が出演する“無声映画”は『椿姫』『金色夜叉』『南方のロマンス』の3作。世界中で幾度となく映画化され、オペラとしても知られる不朽の名作『椿姫』は、1921年に当時大人気だったルドルフ・ヴァレンチノと大女優アラ・ナジモヴァの共演の話題作。パリの社交界を舞台に、“椿姫”と呼ばれる高級娼婦マルギュリットと都会に出て来たばかりの純情な青年アルマンとの悲しくも美しい愛の物語を、マルギュリット役に草刈民代、アルマン役に城田 優という実力派俳優がタッグを組んで熱演。作品の重要な場面でもある2人の熱烈なキスシーンや、悲しいラストである病床に倒れるマルギュリットのシーンなどを最高の仕上がりとなっている。

椿姫モノクロ(1921年版)

『椿姫』に出演した草刈は、「城田さんは劇中の扮装がピッタリ! 短い時間でしたが、私の方もすぐに役に入れました。」と城田との共演について振り返り、城田は「今回の役は、いかに見本になった無声映画に近づけられるかがポイントでした」と、キャスト一同元の映画への再現に心血を注いでいたことを明かしている。

さらに、明治30(1897)年元旦から6年にわたって読売新聞に連載された尾崎紅葉の代表作ともいえる『金色夜叉』も完全再現。1932年版をもとに制作した劇中の『金色夜叉』でお宮役を務めたのは上白石萌音。かの有名な、許しを乞うお宮を貫一が下駄で蹴り飛ばすシーンも熱演している。上白石は、6年ぶりの周防作品への出演に、「久しぶりに実家に帰る時のような、懐かしさ、温かさ、少しの緊張とくすぐったさがありました」とコメントを寄せた。
※『金色夜叉』はオリジナル版が消失してしまっているため、1932年版を参考に制作。時代劇スターの林長二郎の貫一と大人気の田中絹代のお宮という配役は、当代随一の美男美女の共演と騒がれ人気沸騰、空前のヒット作となった。


そして、周防監督が本作のために制作した完全オリジナル無声映画『南方のロマンス』でヒロインを演じるのは、連続テレビ小説『マッサン』で一躍有名となったシャーロット・ケイト・フォックスが演じている。今回が周防組初参加となったシャーロットは、「監督をはじめ、皆さんとご一緒できて、本当に嬉しかったです!」と喜びを語った。

また『カツベン!』本編の中にはほかにも『ノートルダムのせむし男』『十誡』『不如帰』といったもとの作品があるものから、『後藤市之丞』『火車お千』といった完全オリジナル無声映画も登場する。そのすべてが周防監督の撮り下ろし作品であることから、本作への並々ならぬ熱量が伝わってくる。

【コメント全文】

草刈民代(周防作品には『Shall we ダンス?』(96)『ダンシング・チャップリン』(11)『終の信託』(12)『舞妓はレディ』(14)に出演)
「城田さんは劇中の扮装がピッタリ!短い時間でしたが、私の方もすぐに役に入れました。私は外人の役ですが、試写でご覧になった方で、何人か全く私に気づかなかった方がいらして、すごく嬉しかったです! 椿姫はバレリーナ時代にも踊ったことがあった作品でした。こういう形でまた同じ役ができるのは楽しいことです。」

城田 優(周防組初参加)
「今回の役は、いかに見本になった無声映画に近づけられるかがポイントでした。基本的には、感情の部分より、物理的な動きに関してのやり取りが多かったので、周防監督には、是非また違う作品で、”お芝居”の演出を受けたいと心から願っております。今回は、実在した無声映画を観ながら、監督や草刈さんとともに、お芝居のタイミングや手の角度まで、細部にこだわり、完全再現しま した。非常に”時代”を感じられる仕上がりになっていると思います。」

上白石萌音(周防作品には『舞妓はレディ』(14)に出演)
6年ぶりの周防組は、久しぶりに実家に帰る時のような、懐かしさ、温かさ、少しの緊張とくすぐったさがありました。カタカタと音を鳴らして回るフィルムに、映画の長い歴史を感じました。その一部になれたこと、本当に嬉しかったです!

シャーロット・ケイト・フォックス(周防組初参加)
この作品に参加させていただいた時間はとても素晴らしかったです。劇中劇は『風と共に去りぬ』に似た世界観で、とてもワクワクしました! 子供の頃初めて観た映画の一つだったので思い出深く、なんとも美しい素敵なシーン。監督をはじめ、皆さんとご一緒できて、本当に嬉しかったです! Thank you very much!

【STORY】
一流の活動弁士を夢見る青年・俊太郎は、小さな町の映画館「靑木館」に流れつく。隣町のライバル映画館に客も、人材も取られて閑古鳥の鳴く靑木館に残ったのは、「人使いの荒い館主夫婦」、「傲慢で自信過剰な弁士」、「酔っぱらってばかりの弁士」、「気難しい職人気質な映写技師」と曲者揃い。雑用ばかり任される俊太郎の前に突如現る大金を狙う泥棒、泥棒とニセ活動弁士を追う警察、そして幼なじみの初恋相手!俊太郎の夢、恋、青春の行方は……! 俊太郎の活弁がうなるとき、世紀のエンターテイナーの物語がはじまる。

作品情報

『カツベン!』
12月13日(金)全国ロードショー

監督:周防正行
出演:成田 凌、黒島結菜、永瀬正敏、高良健吾、井上真央、音尾琢真、竹中直人、渡辺えり、小日向文世、竹野内 豊、池松壮亮、成河、酒井美紀、山本耕史
©2019 「カツベン!」製作委員会

オフィシャルサイト
http://www.katsuben.jp/