ホアキン・フェニックス、亡き兄リバー・フェニックスへの想いを語る。「トロント国際映画祭」功労賞受賞!

ホアキン・フェニックス、亡き兄リバー・フェニックスへの想いを語る。「トロント国際映画祭」功労賞受賞!

10月4日(金)より日米同時公開される、映画『ジョーカー』で主演を務めるホアキン・フェニックスが、「第44回トロント国際映画祭」で、本年より制定させた傑出した演技を行った俳優に対する功労賞、TIFFトリビュート・アクター・アワード(TIFF Tribute Actor Award)を受賞した。

フェニックスは、本作で二人暮らしの母からの「どんな時も笑顔で人々を楽しませなさい」という言葉を胸に、コメディアンを夢見るピュアで心優しい男アーサーを演じた。「フェニックスの素晴らしい演技に非常に感銘を受けました。映画祭のルールが無ければ彼は男優賞に輝いていたでしょう」と「ヴェネツィア国際映画祭」審査員の一人であるカナダの映画監督メアリー・ハロンは本映画祭の上位の賞はダブル受賞できないという規則が無ければフェニックスは男優賞を受賞していたと称賛を贈っている。

そんなフェニックスが、TIFFトリビュート・アクター・アワードを受賞し、俳優仲間で「第75回ベネチア国際映画祭」で男優賞を受賞した経歴を誇るウィレム・デフォーによる呼び込みで、記念スピーチが行われた。「私が15歳、16歳だったある日、兄のリバーが、『レイジング・ブル』(80)のVHSテープを持って、仕事から帰宅した。彼は私にその映画を観せてくれて、翌朝も、私を起こすと、もう一度観せてたんです。それで、“お前は演技をやるんだ。これがお前のやることなんだよ”と、私の意志を確認することなく俳優として生きていけと言われれたんだ。演技が私に素晴らしい人生を与えてくれたから、兄には感謝してるんだ」と亡き兄リバー・フェニックスが当時、本作にも出演しているロバート・デ・ニーロがアカデミー賞を受賞した実在のミドル級ボクサー、ジェイク・ラモッタの栄光と挫折の半生を描いた作品をホアキンに観せたことで、兄に背中を押され、俳優として生きていく覚悟を決めるきっかけとなったと目に涙を浮かべて、感謝を述べた。

そして、アカデミー賞・3度のノミネートをはじめとする名優として評価を受け続けてきたフェニックスが、本作では、「役者としてこの役は手ごわかった」と自身が演じたアーサー=ジョーカーが一筋縄ではいかないキャラクターで苦戦した経験を明かしつつも、「僕にとって『ジョーカー』は特別な映画だ。観客の期待に応えられるものになっていると思うよ」と作品への自信の程も明かした。

作品情報

『ジョーカー』
日米同日、10月4日(金)全国ロードショー

監督・製作・共同脚本:トッド・フィリップス
共同脚本:スコット・シルバー
キャスト:ホアキン・フェニックス、ロバート・デ・ニーロ ほか
配給:ワーナー・ブラザース映画

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