浅香航大「Tシャツが濡れるほどの緊迫感」。吉岡里帆&高杉真宙も『見えない目撃者』の“R15映画ならではの表現”をアピール

浅香航大「Tシャツが濡れるほどの緊迫感」。吉岡里帆&高杉真宙も『見えない目撃者』の“R15映画ならではの表現”をアピール

本日9月20日(金)に全国公開を迎えた、映画『見えない目撃者』の初日舞台挨拶が丸の内TOEIで行われ、主演の吉岡里帆をはじめ、高杉真宙、浅香航大、田口トモロヲ、そして監督の森 淳一が登壇した。

高杉真宙、R15+映画『見えない目撃者』は“果敢に攻めた2時間8分”。スリリングな作品でのチャレンジを大いに語る

高杉真宙、R15+映画『見えない目撃者』は“果敢に攻めた2時間8分”。スリリングな作品でのチャレンジを大いに語る

2019.09.19

イベントの冒頭、MCから“重大発表”として、本作が「ハワイ国際映画祭」に正式出品が決定したことを伝えられると、吉岡は「製作チーム一同が、映画でしかできない表現でとにかく攻めて攻めて作り上げていった作品。海外の映画祭で観てもらって、どんなふうな反応が返ってくるのか楽しみです」とコメント。森監督も「僕は映画を撮る時に日本の方はもちろんですけど、海外の方にも観てもらうつもりで作っていて、今回は特に日本の社会問題だったり、日本っぽい小道具を使用していたり、ロケ地を選んでるので、海外の方に楽しんで観てもらえると嬉しいです」と喜びを語った。

また、R15指定作品ならではの“攻めた”演出がされている本作にちなみ、「本作の攻めポイント」や「攻められポイント」をテーマにトークが展開された。

まず初めに吉岡が“攻めポイント”として挙げたのは、盲導犬・パルとの逃走シーン。「このシーンは役者犬のパルとなんとか生きを合わせて、時間をかけて撮りました。パルは今回盲導犬役ということで、現場ではパルに触ったり声をかけていいのは私だけで、他のみなさんは目を合わせたり、写真を撮ったりはもちろんなんですけど、話しかけたり触れたりもできないという現場ルールを作ってくださって、パルとの絆を作っていくことができました。映画でこんなシーンあるかなって思った攻めたシーンですね」と、吉岡とパルとの絆を感じられるシーンであることを明かした。また、高杉は本作に挑戦(出演)できたこと自体が攻めポイントだとし、「脚本を読ませていただいた時から攻めた作品だなと思っていて、映像を観て改めて、“こんな風にできたんだ!”って攻め加減にびっくりしました。なので、この作品に出演できたですね」と改めて振り返った。そして、浅香は“最後の20分”を挙げ、「出来上がった作品を観て、特にラスト20分はかなり攻めてるなって思いました。無音のシーンが続くんですけど、咳ひとつできないといいますか、緊迫感が続きますので、内容知って観ていた僕も終わった時にはTシャツが汗で濡れてるくらいの攻めた映画になっている」とアピールした。

また、“攻められシーン”を問われると田口は「なんといっても走らされた。死ぬかと思いました」と明かし、「脚本には僕が走るっていうのは書かれてなかったんで安心していたんですけど、現場で監督に『一緒に走ってください』って冷静な感じで静か~に言われましたので、走らざるを得ず…。60過ぎてあんなに走ったのは初めてだったんじゃないかな。それでね、観ていただけると分かるんですけど、見事に走ってません!!! あんなに走ったのに、えーーっ!って(笑)」と不満爆発。それを笑顔で聞いていた監督は「こだわりが多くて何度も撮り直しって言ってたと思うので、めんどくさい監督だな~って煙たがれたかも」とコメント。田口は「細かくて非常に繊細。ものすごいリアリティに対するこだわりとご自分の美学に非常忠実だったんだと思います。監督なんて100人いれば120人くらいめんどくさいんで(笑)。でも肯定的にいいことだと思いますので、僕も勉強になりました」と、先ほどの愚痴から一変、森監督に称賛を送った。

最後に吉岡は「初日で満席になっている会場を見て、嬉しくって目頭にくるものがあるなとさっきからずっと思っています。今日は本当にありがとうございます」と改めて初日を迎えられたことに感謝を伝え、「皆さんに楽しんでもらえるために、とにかく全員でむきだしになって作品に携わっていたと自信をもってお伝えできます。怖いと思います。怖さの中に、目の見えない方のたくましくて、しなやかな美しさ、真の強さみたいなものが描かれていると思いますので、そういったことも伝われば嬉しいです」と本作の魅力を語り、イベントは幕を閉じた。

【STORY】
警察学校卒業式の夜、自らの過失で弟を事故死させてしまった浜中なつめ(吉岡里帆)。
そのときの事故が原因で失明し、警察官を諦めた彼女は、弟の死を乗り越えることができずに3年経った今も失意の中にいた。
そんなある日、なつめは車の接触事故に遭遇する。その事故現場で車中から聞こえた、助けを求める少女の声から誘拐事件の可能性があると訴えるなつめ。視覚以外の感覚から感じ取った『目撃』情報を警察に提示するも、警察は目の見えないなつめを『目撃者』足り得ないと考え、捜査を打ち切ってしまう。それでも、少女を救いたいと考えるなつめは、事故現場で車に接触したスケボー少年・国崎春馬(高杉真宙)を探し出す。やがて、女子高生失踪が関連づけられていき、連続誘拐事件が明らかになっていく。なつめの『人を救いたい』という、ひたむきな思いに感化されていく非行少年と、定年間際の刑事。そして、事件の闇へと切り込んでいくなつめは、弟の死とも向き合うことになる……。

作品情報

『見えない目撃者』
9月20日(金)全国公開

出演:吉岡里帆 高杉真宙 大倉孝二 浅香航大 酒向 芳 松大航也 國村 隼 渡辺大知 栁 俊太郎 / 松田美由紀 田口トモロヲ
監督:森 淳一
脚本:藤井清美 森 淳一
Based on the movie ‘BLIND’ produced by MoonWatcher
企画・制作プロダクション:ROBOT・MoonWatsher
幹事・配給:東映
R-15

オフィシャルサイト
http://www.mienaimokugekisha.jp

©2019「見えない目撃者」フィルムパートナーズ ©MoonWatcher and N.E.W.