ヤンチャン学園音楽部・木保英里香、舞台『静の国物語』の意気込み語る。「普段の自分がお姫様像とかけ離れているので…」

ヤンチャン学園音楽部・木保英里香、舞台『静の国物語』の意気込み語る。「普段の自分がお姫様像とかけ離れているので…」

舞台製作集団 SHIZUKA が本領発揮の時代劇公演『静の国物語』第一章が、10月12日~14日にかけて、渋谷区立文化総合センター大和田伝承ホールで上演される。

2018年12月の『朗読劇』、2019年3月の『お気に召すまま』など、これまで現代劇公演を手がけてきた舞台製作集団 SHIZUKAが挑む本公演の内容は、戦国時代-静の国では、領主・草壁の娘、珂瑠が十六夜城で父や配下の者たちと共に平和に暮らしていた。しかし、草壁が病に倒れると、父と反目する異母兄・正高が多数の軍勢を引き連れて城へ攻め込んでくる。草壁は息を引き取り、残された珂瑠は家来や民を守るため兄と戦うことを決意する。珂瑠は、正高軍に対抗すべく、かつて父が龍神から授かったという「勇」「陽」「知」の三種の神器を探そうとするが…という冒険時代活劇だ。

愛らしく、そして強く成長していく珂瑠姫役には「ヤンチャン学園音楽部」で人気の木保英里香、正高役には日本舞踊界のホープ藤間直三を起用。さらに芸人・くれないぐみ、島根さだよし、「ミスFLASH2019」グランプリの阿南萌花、やまなし大使の白須慶子、役者として実績のある堺美紀子、齊藤裕亮、夏原諒らが共演する。舞台衣装デザイナーにはオペラ『魔笛』(1990 年)等で知られる時広真吾を迎え、謎の演出家RingBockとSHIZUKAのスタッフ陣がステージを作り上げる。

公演に先立ち、木保英里香、直三をはじめ、白須慶子、堺美紀子、夏原諒、阿南萌花、くれないぐみ、舞台衣装デザイナー・時広真吾による会見が行われた。

主演を務める木保英里香は「はじめての主演で、最初は不安が大きかったんですが、ここにいらっしゃる素晴らしいなキャストの皆さんと素敵な作品を作っていけるよう頑張ります」と意気込みを語っていた。

それぞれの役柄についての説明と意気込みを話してくれた。

天火・不知火配下(役):白須慶子

「忍びの役をやらせていただきます。役どころですが、あまり言ってはネタバレになると思うので…どちらかというといいことはしない側だと思います。私個人としては珍しい…舞台にはいるんですが、しゃべらない、忍んでいる役です(笑)。人生初、一番殺陣を挑戦しているので、そこを注目してほしいです」
正高・珂瑠の異母兄(役):直三

「正高は、さまざまな葛藤を抱えています。それをうまく表現できればと思っております。いつも日本舞踊をやっており、舞台に立ち、振り付けの演出にかかわることが多いですが、今回は役者として自分自身の挑戦だと思っております、全身全霊でこの役に向き合いたいと思いますのでよろしくお願いします」
珂瑠・静の国の姫(役):木保英里香

「珂瑠は静の国のみんなのことが大好きで、みんなに慕われるお姫様なんですが、物語の中で“女の子”から“女性”に成長していく物語になっておりますので、その成長を皆様にも見守っていただいたければと思います」
自然・草壁の重臣(役):夏原諒

「自然は姫を幼少期から見守ってきた爺みたいな存在で、最初役をいただいたときにわたしもこういう役をやる歳になったのかと思ったのですが、わたしは今44歳で、戦国時代にはもうりっぱなじじいだったんじゃないかと思い、お受けさせていただきました。今までにない役なので楽しみにしています」
阿子・珂瑠の母(珂瑠と正高の母役):堺美紀子

「離れていてもたくさんの愛を注いでいる母の役を演じたいと思います」
紬・侍女(役):阿南萌花

「珂瑠姫の侍女の役で、さぼりがりなところがあるんですが、珂瑠姫と民のみんなをつなぐ仲介役みたいな重大な役なので、たくさんの方に見にきていただきたいです」

舞台衣装デザイナー:時広真吾

本作は、壮大なストーリーに加え、豪華な衣装も見どころだ。その衣装デザイナーの時広は、「今回のお話を伺って、冒険時代活劇となってますが、一切そういうことは無視して(笑)、わたしのイメージのままに作らせていただきました。動き易いということも少しは考えさせていただいていますが、それ以上に照明の中でどう見えるか、この役とこの役が舞台上で動くとこういう状況になるということを考えました。現場で実際衣装を着ていただきながら、最初から動きやすいのではなく、こう着ることで動きやすいんだということも役者さんとコミュニケーションとりながらやっていきたいと思います」と、衣装の制作意図と本公演に向けての意気込みを話してくれた。

木保英里香

本作で主演を務める木保は役つくりについて「普段の自分が、自分が思うお姫様像とかけ離れているので、むしろ自分と反対のことをしようと心がけています。また、声が低いので少しは高めに声をつくっています。所作もどちらかというとがさつな方なので」と、自身と照らし合わせながら役つくりを行っていることを披露していた。

壮大な物語の第一章が、いよいよ幕を開ける。

Yプロジェクト×Zero Project 提携公演
冒険時代活劇『静の国物語』第一章

出演:木保英里香 直三
夏原諒 堺美紀子 紅ジュン(くれないぐみ) 紅チカコ(くれないぐみ) 白須慶子 森川隆士 齊藤裕亮 成沢心 立石由衣 田中さち恵 宗形拓樹 阿南萌花 他
作・演出:堺新次
脚本:山崎赤絵
舞台衣装デザイナー:時広真吾

公演スケジュール:
10月12日(土)昼の部 14:00開演 夜の部 18:00開演
10月13日(日)昼の部 12:00開演 夜の部 16:00開演
10月14日(月)昼の部 12:00開演 夜の部 16:00開演
会場:渋谷区立文化総合センター大和田 伝承ホール
価格:指定席 6,500円/自由席 5,500円
企画・製作:SHIZUKA
主催:Y プロジェクト
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