競輪で大穴を狙う予想方法とは?大穴が出やすい会場や過去の大穴レースまで調査しました!
競輪の大穴は稼げる!?おすすめ予想方法から過去の最高配当までご紹介!
とびきり人気薄の選手が上位入線するだろうと予想する戦法のことを「大穴狙い」と言います。
競輪ファンなら一度はこの「大穴狙い」を成功させることを夢見るでしょう。
そもそも大穴は3連単で狙うことになります。
その3連単の的中確率は504通り。(9車立ての場合)
当てるのが関の山で、大穴を狙うのは夢のまた夢だと考える方も多いのではないでしょうか。
しかし、断言しましょう。
完璧とまではいかないまでも、攻略法さえ知っていれば大穴は誰でも狙えるようになります。
その為に必要な狙い方、コツをご紹介しますのでぜひ最後までご覧ください。
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大穴を読み当てることは非常に困難です。
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競輪で過去最大の大穴レースをご紹介
100円で買った車券が10,000円になるようないわゆる万車券さえ出ればそのレースは大穴。
今回ご紹介するのはその更に上、とんでもない配当の付いた超大穴レースをご紹介します。
これを見れば、大体競輪で最大どれくらいの金額を狙えるのかをイメージすることが可能です。
実際のレースでもオッズを見て勝負気配を察することができるようにもなるでしょう。
2006年9月21日の奈良競輪第10R
2006年9月21日に開催された奈良競輪の第10Rは、超高配当が出たことで有名なレースです。
その結果は、3連単で498番人気決着。
100円で買ってたとしても470万円になる、470,607倍の配当が付きました!
その時の出走表がこちら。
出走表を見る限り、①②⑤⑥⑨が競走得点やS,Bから見て期待値が高いのがわかります。
オッズを確認したところ、3連単で②−⑨−④が1番人気の13.8倍、②−⑨−⑤が②番人気で20.0倍と人気を集めており、これらの選手で買い目を構成するのがセオリーでしょう。
では、結果を見ていきます。
⑧−④−⑤という結果に。
期待値が高いとされていた5選手の中で上位入線したのは⑤のみ。
レース当日の天候等を確認しましたが、普通の一般戦といった印象で荒れそうという予兆も見当たらず。
落車事故もなく、見事全員走り切っているのが確認出来ました。
決め手となったのは、ラインによる攻防により有力選手が膨らんだところを単騎である④番と⑧番が最終コーナーで差しを決めたことでしょう。
ここまでのレースを読み切るのは難しいかもしれませんが、日々行われているレースなら大穴の気配を読むことも可能です。
まずは大穴決着になる時のある共通点について見ていきましょう。
競輪には大穴が出やすい共通点がある!?
競輪が始まってから現在までで、大穴と呼ばれるレースには共通点が存在します。
それは大きく分けて2つ。
- 大穴が出やすい競輪場で起きる
- 雨天や強風時に起こる
この共通点を押さえておけば、穴勝負の対策をすることもできますし逆に穴決着を避けることもできるでしょう。
1つずつ、詳しく紹介していきますので確認して下さい。
大穴が出やすい競輪場の特徴
全国に存在する競輪場は、それぞれ特徴が異なります。
周長が長い競輪場や、カント(傾斜)がきつい競輪場など様々です。
全く同じ特徴を持つ競輪場は1つも存在しません。
その中でも荒れやすいのは、みなし直線が長い競輪場だと言われています。
みなし直線とは第4コーナーからゴールまでの距離を指す言葉です。
見なし直線が長いほど最後の直線で混戦となりやすく、ラインが崩れてしまいやすいのが要因でしょう。
反対に、見なし直線が短いほどライン通りに決着することが多くなります。
つまり、大穴を狙うときには見なし直線が長い「宇都宮競輪」「大宮競輪」「高知競輪」の3箇所で勝負しましょう。
雨天や強風時のレース
「荒れて当然」そう思ってしまうのが、雨風が強い時のレース。
これらが原因で、本当の実力を出せない選手や、落車を気にするあまり全力を出せなかったり、実際に落車してしまうケースがあります。
では、なぜこのようなことが起きてしまうのでしょうか。
それは、雨天時には前が見えづらく路面が濡れることで滑りやすくなります。
その影響で、落車が起きやすくなりレースが荒れやすいです。
また、競輪は公道を走る自動車よりも早い速度で勝負をする世界。
そんな中で強風が吹くと、ハンドル操作を誤ったり、急な失速を引き起こしてしまいます。
このことから他の選手と接触し、大勢が落車するといったケースも少なくありません。
屋内の競輪場であれば、天候を気にする必要はありませんが、屋外の競輪場は常に天候状況を考える必要があります。
屋外の競輪場で行われるレースでは、天候の確認も忘れずに行いましょう。
競輪で大穴を狙うためにはレース選びを極める
競輪で大穴を狙う前提条件として、荒れやすいレースを選ぶことは必要です。
「このレースが必ず荒れる」と狙いすますことは不可能に近いと思っている方もいいかもしれません。
ですが、どのようなレース展開が行われるか予想することにより、ある程度荒れるであろうレースを探し出すことは可能です。
では、どのように見極めていけばいいのかを紹介していきます!
混戦となりやすい条件①【階級に差がないレース】
混戦となりやすい条件の1つ目は、階級に差がないレースを狙うこと。
出走する選手がS級やA級が混在していると、強力な選手にオッズが集まりやすいです。
反対に、A級選手のみといった場合は実力に差があまりないので、オッズが割れやすいのが特徴です。
S級やA級が混在するレースで高配当を狙うとなると、本命通りの決着となり難しくなります。
当日のレース日程を競輪のホームページ等で確認して、同じ階級同士のレースを狙ってみましょう!
混戦となりやすい条件②【グレードの高いレース】
混戦となりやすい条件の2つ目は、グレードの高いレースを狙うことです。
グレードの高いレースは優勝賞金が高いので、選手は賞金目当てに奮闘。
選手は少しでも良い順位を取ろうと必死になるので、レースが混戦になりやすく荒れる可能性も上がります。
例をあげると、年末に行われるKEIRINグランプリ。
こちらは、万車券が6年連続で出ていることもあり、毎年多くの競輪ファンが集まります。
大穴狙いで稼ぎたいのであれば、なるべくグレードの高いレースで勝負するのも1つの手でしょう。
混戦となりやすい条件③【初日特選や決勝戦レース】
混戦となりやすい条件の3つ目は、初日特選や決勝を狙うこと。
初日特選や決勝戦レースは賞金が高く、選手が勝利に貪欲になるからです。
先程紹介したグレードの高いレースと同じく、選手が少しでも良い順位を取ろうとするので、通常時より荒れやすくなります。
反対に、予選や一般戦は予想通りの結果となりやすいので、穴狙いをしないように気を付けましょう。
混戦となりやすい条件④【4分戦や小間切れ線】
混戦となりやすい条件の4つ目は、四分戦や小間切れ戦を狙うこと。
ラインの数が多ければ多いほど混戦になりやすく、レースが荒れやすいからです。
例をあげると、四分戦では強い2つのラインがお互いを潰し合うことにより、弱いラインが運良く勝ってしまうというケースがあります。
また、小間切れ戦では、隙を見て単騎の選手が突っ込みそのまま勝利を収めることもしばしば・・・。
二分戦や先行一車といったレースでは、鉄板の決着となるやすいので、穴狙いはしないように心がけましょう。
大穴を狙うための予想方法とは?
穴が出やすい条件の説明はここまで。
次は実際にどう予想をしたらいいか、その方法について考えていきます。
的中率を重視しているだけでは、大穴決着になるレースで予想が当たることはありません。
では、どうやって予想をすればいいのでしょうか。
大穴を狙う時の予想では「セオリー通りならこの買い目だけど、万が一こうなった場合はこれが来る」という思考が大事になってきます。
具体的にその考え方について3つにまとめたので、ご覧ください。
スジ違いの買い目で予想する
大穴を狙うのであれば、スジ違いの買い目で予想をすることは必須です。
スジ違いとは、違うラインの選手が1・2着で決着することを指します。
競輪は、基本的には同じラインのまま決着となればオッズは低めになりやすいですが、逆にラインが崩れた場合には高配当が出やすいのも特徴の1つです。
特に、先程紹介した条件下ではスジ違いの結果になりやすいので、頭に入れておきましょう。
単騎選手の躍進を予想する
大穴を狙い時に覚えておきたい予想方法が単騎選手の躍進を予想することです。
単騎とは、ラインを組まずに一人で独立して走ることを指します。
去年の競輪グランプリで優勝した古性優作選手などが代表的な例です。
競輪はライン予想がメインとなっているため、単騎選手には人気が集まりづらい傾向にあります。
それを逆手に取って、あえて単騎選手を選ぶことで高配当を狙うことが可能になります。
他の選手と実力に差がある場合に単騎選手は活躍しやすいので、単騎の選手と他の選手の成績を見比べて予想すると良いでしょう。
落車を予想する
穴狙いに必要な予想方法の3つ目は、落車を予想することです。
落車することは選手にとっては非常に危ない事ですが、よそ側からすると高配当が出やすいレースと言えます。
落車が起きやすいのは、追い込み選手が番手争いで競り合ったとき。
ましてや、前方で競り合って落車した場合は後ろの選手も巻き沿いになってしまいます。
結果的に、3番手や人気のないラインが車券に絡んで、高配当が出るといった仕組みです。
ただ、競り合ったとしても、落車する確率はかなり低い。
頭に入れておくとするならば、雨の日でしょう。
滑りやすく落車が起きやすいので、レース当日は天候の確認を忘れないようにしておいてください。
大穴を狙うおすすめの買い方とは?
大穴を狙うための条件やコツはお分かり頂けたと思います。
ですが、競輪で大穴を狙うためには買い方を考える必要があるのです。
今回紹介させていただく大穴狙いの買い方は以下の3つとなります。
- ヨーロッパ車券
- 先行一車を疑う
- 3着は流してみる
では、1つずつ紹介していきましょう。
ヨーロッパ車券
競輪で大穴を狙う買い方で一番有名なのがヨーロッパ車券。
このヨーロッパ車券は、車番が4番、6番、8番の選手を指しています。
一般的に4・6・8番の全選手が車券に絡むことではなく、「1-3-4」や「8-2-1」のように4・6・8番の選手のうち、1人でも3着以内に入ればヨーロッパ車券です。
ですが、適当に4・6・8番の選手を狙うだけでは、的中することは難しく選手の強さやラインなどからレース展開を読み取る必要があります。
ヨーロッパ車券で狙うのが難しいという方は、BOXやフォーメーションで4・6・8を含めた3連単で狙うのも1つの手かもしれません。
先行一車を疑う
穴狙いで使われる格言として「先行一車は黙って疑え」というものがあります。
こちらは競輪界隈では、有名な格言の1つです。
先行一車では自然と人気になりやすい事から、高配当を狙う方は逃げを2・3着として大穴狙う買い方の1つ。
- 先行一車にも関わらず仕掛けが早い選手の時
- マークが強力で主導権が握れない時
- 自力不足の時
こういった状況下では、先行一車は疑って、2・3着付けにしてみると大穴が狙いやすいでしょう。
3着を流してみる
競輪では「3着とトイレは流せ」という格言もまた良く使われます。
特に9車立てで目立ちますが、10万車券を3着が漏れて逃してしまうことは多いです。
そのようなことを防ぐためにも、競輪界隈では3着は流せと言われています。
コンシェルジュ
北条 凛
流しとは・・・
軸になる(1着・2着・3着になりそうな選手)を決めて、その選手から他の選手への車券を買う方法のことを指します。
3着を全流しすることで、大穴を獲得できるチャンスはありますが、投資金額が膨らみやすいので注意が必要となります。
大穴を狙う際に忘れてはいけないこと
そもそもで予想が難しい競輪の大穴狙いですが、色々買い漁ったからといって当たるわけではありません。
ましてや、ムキになってしまいいつもより大きな金額を負けてしまうことも少なくないでしょう。
そこで、大穴狙う際に忘れてはいけないことを2つご紹介します。
全体の的中率で考えよう
大穴を狙う時には、その1レースの的中だけでなくそのあとの勝負も含めたトータルの的中率で予想を考えましょう。
勝負すべきところで弱気になってしまうと結局穴勝負でも鉄板勝負でも結果は出ません。
そしてこれを可能とするには、買い目点数を出来る限り絞ることが重要となってきます。
3連単であれば、買い目点数は5〜10点程度になるように調整すると良いでしょう。
穴狙いであれば、的中率1桁代から10%程度あればプラスに転じることは可能なので、的中率は意識しすぎないように心がけて勝負しましょう。
負けた分を取り返そうとしない
2つ目の大穴狙いで忘れてはいけないことは、負けた分を取り返そうとしないことです。
競輪は、普通に狙うだけでも難しいと言われています。
そんな中で、無謀にむやみやたらに勝負したところで結果は分かるはずです。
負けた分を取り返そうと全レースで勝負してしまっていては、更にマイナスが膨らみます。
まずは、雨の日のレースで堅実に狙いながら、いつもの自分の買い目に2・3点大穴を買っていくことから慣らしていきましょう。
実際に大穴狙いをしてみました
大穴狙いは紹介してきた通り、高配当を狙う方法。
これまで大穴狙いについてご紹介してきましたが、今までの方法で本当に予想は当たるのか。
実際に勝負してみることにしました。
もちろん条件は・・・
- G3以上のレース
- 雨の日
- 500mバンク
- 4分戦や小間切れ戦
- 階級に差がないレース
- 初日特選や決勝戦レース
のいずれかが当てはまるレースを狙っていきます。
勝負方法は・・・
- スジ違い
- 単騎選手狙い
- ヨーロッパ車券狙い
- 先行一車を疑ってみる
- 3着を流してみる
このどれかをレースの出走表をみて実践していきましょう。
大穴狙い予想「2022年3月29日玉野競輪2R」
今回選んだレースは2022年3月29日玉野競輪2R。
まずは、出走表から確認していきましょう。
本レースはG3で、全選手S2級と穴狙いの条件が揃いました。
また、ラインが4つに分かれる4分戦となりそうです。
この中でも一際目を引くのが、1番の平尾選手。
勝率・3連対率・BHSの多さどれを見ても他の選手より素晴らしい成績を収めています。
次に気になるのは4番の佐伯選手。
競走得点は本レースの誰よりも高く、3連対率も悪くないので相手にはふさわしいと思います。
よって「①−④−全」といった買い目なら堅く狙えるでしょう。
ですが、今回は大穴狙い。
今回紹介した「ヨーロッパ車券」「スジ違い」「3着とトイレは流せ」を使ってみようと思います。
これらを使い万車券以上を狙うのであれば、1番を1着に固定し別のラインの追い込みの3番、残りの3着は流しで買えば、大穴が狙えるのではないでしょうか。
つまり「①−③−全」で合計6点といった買い目になります。
念の為、買い目のオッズも確認していきましょう。
- ①−③−② 236.5倍
- ①−③−④ 53.0倍
- ①−③−⑤ 152.5倍
- ①−③−⑥ 169.4倍
- ①−③−⑦ 148.6倍
- ①−③−⑧ 83.2倍
「①−③−④」「①−③−⑧」以外では万車券となります。
これで当たれば大穴狙い成功と言えますが、結果はどうなるのでしょうか。
結果は・・・。
⑥−⑤−①で不的中。
204番人気で決着し、配当は656.3倍でした。
本レースの中で一番競走得点が低い6番の選手が1着。
大穴を狙ってみましたが、そんなに簡単には当たらず。
今回紹介した内容を実施してみましたが、やはり大穴を狙うのは難しいと感じるレースでした。
競輪で大穴を狙う予想方法まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は競輪で大穴を狙う予想方法について調査していきました。
これらをまとめると・・・
- 競輪には大穴が出やすい共通点がある
- 大穴を狙うためには混戦を見極める必要がある
- 大穴を狙うための予想方法
- 大穴を狙うための買い方
- 大穴狙いで忘れてはいけないこと
以上を調査してきました。
ただでさえ、当てることが難しい競輪で、大穴を狙うとなると様々なことを考えなければ難しいです。
まず、初めにやらなければならないことは堅いレースこそ、しっかりレース展開を予想して、穴目の可能性があるのかを考えることが重要だと思います。
これが出来なければ、大穴を狙うことは非常に難しいと言えるでしょう。
なので、この記事で調査してきたことを活かして、大穴狙いに挑戦するように心がけてください!