【雨の日の競輪】レースへの影響は?荒れる時に先行有利は利かない!決まり手や選手の特徴から徹底攻略!

雨の日の競輪は普段とどう違う?その特徴と予想方法

こんにちは。

KPCコンシェルジュの北条凛です。

公営競技において、天候は開催側にとってもユーザーにとっても重要な予想の一つです。

競馬なら馬に、競艇なら波に大きく変化が生まれるでしょう。

それでは競輪の場合はどうなるのか?

その開催様式の違いから、ユーザー側の予想において気をつけるべき点まで今回はご紹介します。

この記事さえ読めば、雨天の際の競輪競技に関しては完璧に押さえることができるよう努めてまいりますので、ぜひ最後までお付き合いください!

雨天では競輪は原則開催!例外もあり!

他の公営競技でも同様ですが、競輪競技は基本的に少々の荒天ではレースは中止となりません。

競輪の場合はスポーツという側面も強いので、サッカーや野球などの時の対応を考えていただくとイメージしやすいかもしれませんね。

競輪場はすり鉢状になっており、水はけも良い作りになっています。

しかし、例外もあります。

  • 災害レベルの豪雨
  • 地面が凍結した状態
  • 落車が連続した場合

1つ目は台風など災害級の豪雨に見舞われた場合。

開催側が危険と判断した時にその日のレースは以降中止となります。

しかし、これは選手の安全面というよりは、ユーザー側への配慮の面が強い処置です。

競輪場は郊外に建てられていることが多く、多くのユーザーが公的な交通機関を利用します。

荒天に見舞われてしまうとそれでも行こうとするユーザーの安全を保証することができなくなり、何か問題が起きた時に競輪を開催しているJCAが責任に問われてしまうことになるからです。

ドームになっていて直接雨の影響のない競輪場でも同じように中止になるのはこのようなユーザーへの配慮が理由だからなようですね。

2つ目は地面が凍結してしまった場合。

雨が激しくなかったとしても、その日の気温が氷点下を下回ると地面が凍結します。

そうなるとスリップして落車してしまう可能性がとても開催できる状況ではないほどに上昇。

工業としても成立しなくなるので、中止の措置が取られます。

そして最後に3つ目が転倒・落車が連続してしまった場合。

選手の適正な出場条件を確保するために日本競輪選手会という団体が存在します。

この団体は必要に応じて開催側とレースの続行もしくは中止を協議するのですが、大量に転倒・落車が連続してしまっている場合もその例外ではありません。

過去にも実際に雨自体は大したことなかったものの、1レースでほとんどの選手がスリップして転倒・落車しまった川崎競輪などでレースの中止を告げられたことがあります。

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北条 凛

雨天時にレースに出走した場合、選手には天候不良による特別出走手当(3,000円)が支給されます。開催側もできるだけの配慮はしているようですね。

雨でレースは荒れる?傾向はあるがデータ上はそこまで?

雨の日のレースは荒れやすい。

競輪競技を見たことがない人でも、なんとなくこう考えるでしょう。

確かに競輪には雨の日に荒れる傾向があります。

その大きな理由は2つ。

  • 雨専用の調整がない
  • 水しぶきなどの不確定要素

スリップして転倒・落車してしまう可能性もあり、選手も本来の能力を出しきれないのが原因なのはどの理由も変わらないかもしれませんね。

しかし、実際この理由でどれだけ普段とデータが違うのか。

2年間のレースデータから晴れの日と雨の日のタイム平均値を比較してみました。

晴れの日のタイム 11.8秒
雨の日のタイム 11.9秒

おわかりいただけたでしょうか?

競輪に詳しくない方にもわかりやすくご説明しますと、2年間の平均でコンマ1秒しか違わないのであればほぼ誤差でしかありません。

もちろん平均値のコンマ1秒低い分どこかで大荒れした可能性もあり、更にこれだけ競輪予想の巧者たちが「雨の日は荒れる」と豪語している現状です。

勝率など細かい数値を見ていくとまた違うのかも知れませんが、天候の影響は思っているほど深刻なものではないとは思っておきましょう。

この少なからず影響のある部分をどれだけ見極め、予想に役立てられるかで結果はもちろん変わってくるのでそのポイントは押さえておく必要はありますね。

雨天に強い選手を見極める!先行型の選手はどれくらい有利?

雨の日の予想を攻略するにはどうすれば良いか。

その考え方を説明していきます。

競輪は雨も関係なく先行の選手が勝つか負けるかから考えていく予想のセオリーがあります。

雨の日は更にその傾向が強くなると言われており、その大きな理由が捲りやすさの違いです。

前述した雨の日のスリップのしやすさを考えると後方からの勝負しにくさは容易に想像が付きますね。

更に水しぶきによる影響は先行の選手よりも後方の選手の方が受けやすく、これにより視界が狭くなります。

そうなると仕掛けのタイミングなどが取りにくくなり、更に後方が不利になるのは目に見えているでしょう。

しかし、ここで意識していただきたいのが先程の晴れの日との平均タイムの違いのなさ。

競輪選手もプロなので、脚質が「逃げ」以外の選手でも雨の日の戦い方くらいはそれぞれが持っています。

捲りを得意とする選手が雨ごときでレースを諦めていたら、厳しい競輪業界では生き残れません。

基本は先行の選手が強気でレースを進めることはあれど、捲りの選手が目に見えて弱くなるということは絶対にないと思っておいてください。

なので雨の日の予想で特に着目したいのは3点。

  • 先行が何人いるか
  • 若手の選手の存在
  • レースの内容はどうか

まず1つ目は先行の選手が何人いるか。

よく言われる「雨の日は先行の選手が有利」は紛れもない事実です。

しかし、「逃げ」の脚質が何人も出場している時は結局混戦になってしまい、抜け出た後続のライン外の自力選手が1着で入着する場面もよく伺います。

雨の日に先行の選手で勝負するにしても、実力で確実に絞れる場合のみにしましょう。

特にツッパリ先行型と呼ばれるSとBの回数が他選手よりも多い選手が一車で出場していれば、雨の日にこれ以上ないくらい車券は堅くなるのでおすすめです。

2つ目は若手選手の存在。

ベテラン選手であればあるほど雨の日は堅実な走りを見せます。

長い選手人生の中で、勝負すべきところをわきまえているので無茶はしないのでしょう。

逆に若手選手はむしろこういったベテランの大人しいレースはチャンスと捉える可能性もありますね。

それにより思わぬ躍進を遂げることもあるので、一際若い選手が出ていれば前走のリプレイを見てそういう動きをしそうかも確認してみましょう。

3つ目はレース内容。

大事なレースとそうでないレースでリスクを取るならもちろん大事なレースですよね?

負け戦の雨の日のレースでは面白いくらい競走得点や強いラインのスジ通りで決着するので、1度試してみてください。

逆に予選・準決勝・決勝では雨の影響はほとんどないといっても過言ではありません。

クラスの高い選手が出場しているレースほどデータに差異がなくなってくるので、別の予想ファクターを重視するようにしましょう。

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北条 凛

余談ですがもし転倒・落車したとしても車体と選手の体がそのままスリップし続けゴールラインを割れば失格ではなく立派に入着扱いになります。ゴール目掛けて無茶をする選手もいるので気をつけておきましょう。

雨の日のレース傾向まで網羅する予想方法

今回は競輪のレースの雨の日の影響を色んな角度でご紹介してきました。

予想への影響はいち要素でしかないとは言え、侮れない部分でもあるので必ず押さえておきましょう。

更に競輪には競走得点やライン、クラス、出身地、得意バンク、関係性など様々な要素を完璧に押さえた上で挑まなければ予想で結果を出すことができません、

なので自分で完璧に予想できるまではKPCでは競輪予想サイトの利用をおすすめしています。

競輪予想サイトは企業が運営しており、情報収集から予想の提供まで一手に担っているサイトです。

その予想精度は個人レベルを超えており、一端はその予想根拠や実績を確認していただければわかるでしょう。

当然そのほとんどが有料ですが毎日一部無料予想も公開されており、十分それだけでも結果を上げることができています。

今回はそんな競輪予想サイトの中から特に結果の出ている2サイトを紹介するので、その無料予想にまる乗りするもよし。

自分の予想の練習にプロの買い目を参考に登録するだけでもよし。

使い方は自分次第です。

もちろん登録・年会費・退会手数料すべて無料なので、一度試してみてください。