競輪の荒れるレースの特徴と条件とは?攻略法や狙い目の選手まで徹底攻略!

KPCコンシェルジュの北条凛です。

今回は、競輪の荒れるレースについてご紹介します。

競輪荒れるレースのアイキャッチ画像

人気決着だと思ったら大荒れ、荒れると思ったら人気決着。

こんなもどかしい経験はありませんか?

荒れるレースを狙うのは難しい反面、高額配当が付きやすいというメリットがあります。

皆さんが一攫千金を狙う気持ちが分かりますが、実は荒れるレースの見極め方や買い方をマスターすれば確率が一気に上がります。

本記事ではそんな競輪の荒れるレースについて、荒れる原因や競輪場、勝率がUPする買い方や狙い目の選手など攻略方法まで徹底解説しています。

ぜひ、最後までご覧ください。

競輪の「荒れる」レースとは?

競輪の荒れるレースの画像 

競輪の荒れるレースとは、人気薄の組み合わせで決着することを指します。

例えば、級班・競走成績など圧倒的に高く人気を集めている選手が最下位になり、新人の選手や他の選手に比べて級班や成績が低い選手が入着。

オッズは山分け方式なので、人気の選手に集まっている分、人気薄の選手の倍率が跳ね上がります。

多くの人を裏切る結果の末、目を疑うような高配当が出ることが荒れるレースの醍醐味と言えるでしょう。

特に荒れるレースは生粋のギャンブラーに好かれる傾向にあり、穴党の人もいます。

的確に狙えるわけではないですが、荒れる前提で勝負することもあるようです。

競輪の荒れるレースとなる原因や考えられる要素をご紹介!

広い視野であらゆる可能性を考慮して予想しなければ、結果を読み当てるのは難しい荒れるレース。

以下3つの原因や要素が大きく影響されているとされています。

  • 強風や雨
  • 細切れ戦
  • 落車や転倒、故障

これらをマスターすれば、大穴予想の成功率も上がること間違いなし。

誰でも実践できる方法なので必ず覚えておきましょう。

強風や雨

はじめにご紹介する荒れるレースの原因は「強風や雨」。

風は体力を奪われ、雨は視界が狭くなりスリップしやすい環境に変化します。

そんな悪天候がレースに与える影響は凄まじく、以下のような事が起こります。

天候 レースに与える影響
強風 先行選手が向かい風をもろに受けるため、スピードに乗りづらい
風向きによって選手の脚質が活きない可能性もある
視界が悪くなり、後方を走る選手は水しぶきを受けるため思うような走りができない
路面が濡れることで転倒や落車のリスクが高くなる

両者がレースにもたらす影響か、選手本来の実力を発揮できずに終わるなんてこともあります。

過去に落車や転倒経験があれば、出走するのも億劫になる選手もいるほど

ただ、上記はどの選手にも言えることで、レースの成績だけでなく出走回数もランクを決める評価ポイントになります。

悪天候だから荒れる、ではなく、悪天候の中で好成績を狙っている選手がいる場合が荒れる。

が正解になります。

級班が低い選手よりも、余裕で上の級班をキープしている選手を見たほうが早いかもしれません。

細切れ戦

競輪レース中の画像

通常ラインは3つのチームで構成されますが・・・

「3人・2人・2人・2人」などのように短いラインが多くなることを細切れ戦と呼ばれる別れ方をするときがあります。

この細切れ戦ですが、結論から言うと荒れる傾向にあります。

その理由は至ってシンプル。

「ライン決着がしにくく、展開次第で大きく変わる」からです。

これは、3分戦でも同様のことが言えますが4分戦ともなると想定する展開が一気に増えるのです。

有力な選手に他ラインの選手が飛びついたりなど、目まぐるしく展開が変わってきます。

さらに、単騎の選手がいれば、さらに予想を読み切るのは難しいです。

ラインにこだわらず、選手の特徴や競輪場との相性などを見つければ、勝てるかもしれません。

逆に言えば、細切れ戦になりそうなレースを見つけたときは荒れるレースのチャンスです。

穴狙いで考えてもいいでしょう。

落車や転倒、故障

競輪の落車、転倒の画像

最後に紹介するのは落車や転倒、故障をはじめとしたレース中のトラブル。

選手同士の交錯、雨でスリップしやすくなるなど色々な要素で発生します。

交錯にいたっては、レース中に駆け引きによって生じてしまうため、どうしても避けることはできません。

そんなトラブルが起きやすいのは、昇級をかけたレース時の同期対決

選手同士の負けん気が最大限に発揮されるので、白熱した展開になりやすいです。

見どころ満載のため、レース中のトラブルを恐れて予想を避ける必要はありませんが・・・

荒れる前提で考えて予想を組み立てたほうがいいでしょう。

荒れるレースでのおすすめの買い方や狙い目の選手を大公開!

あらゆる要素でレースが荒れる競輪。

誰にも想定し得ない結果となるため、展開を読むのが難しいとされています。

そんな荒れるレースですが、攻略法があるのはご存知でしょうか?

おすすめの買い方や狙い目の選手を把握しておけば、点数を抑えることができます。

今回紹介するのが以下の2つです。

  • 人気の買い目を確認する
  • 雨天時のレースは若手選手を軸にする

競輪経験がある方でも見落としがちな情報なのでこの機会に確認しておきましょう。

人気の買い目を確認する

競輪の予想を組み立てるとき、オッズを見ながら決めている人もいます。

荒れそうなレースだと判断した場合は、オッズを見て人気の選手を確認しておきましょう。

人気の選手は基本的に絡まない前提なので、予想から外すことができます。

また、人気が高い選手のラインの組み方によって不人気も選手に有利になる場合もあるので、確認しておいて損はないでしょう。

雨天時のレースでは若手選手を軸にする

競輪の雨の日のレース

雨や路面が濡れている日に開催されるレースは若手選手が狙い目。

階級の高い選手やベテラン選手は、落車のリスクを一番に考えて慎重に走る傾向にあります。

それもそのはず。

たった1戦で大怪我を負ってしまった代償が大きすぎるのです。

賞金の高い重賞レースに出られなくなったり、賞金ランキングの順位にも大きく影響されます。

対して、若手選手は実力と実績ともに乏しいため、結果を残そうと必死です。

怪我のリスクを恐れず果敢に勝負する傾向にあり、車券に絡んだ事例が過去に沢山あります

思い切った走りができない、しない選手と比較して必死に走る若手選手が上位に食い込むのは至極当然の話ですね。

荒れにくいレースは狙うな!勝負してはいけないレースとは

予想する前に公開されている情報を確認すれば、レースが荒れるのかどうかはある程度判断できます。

では逆に、荒れにくいレースはあるのでしょうか。

そこで、今回ピックアップするのが以下の2レース。

  • 一般戦の初日
  • ガールズケイリン

人気決着になりやすいため、払戻金額に大きな期待は出来ませんが競輪の中では当たりやすいとされています。

なぜそのように言われているのか、それぞれ詳しく解説していくのでぜひご覧ください。

一般戦の初日

競輪は、基本的に勝ち上がり形式を採用している公営競技

日程が後半になればなるほど、出走選手の実力は拮抗する傾向にあります。

以下の画像をご覧ください。

競輪の狙い目の日程の画像

最終日や2日目と比較して初日は実力の差がはっきりしているため、波乱が起きにくい環境になっています。

その中でも狙い目なのが、一般戦かつA級選手が多く出走するレース

A級は在籍している選手の数が最も多く、実力差が開いている傾向にあります。

競走得点で10点以上差が開いている、もしくは一般戦初日のレースは荒れにくいので的中重視の方は狙い、穴党の方は避けてください。

ガールズケイリン

ガールズケイリンの画像

ラインの概念がないガールズケイリン。

通常の競輪とは異なり、完全な個人戦となるので選手の実力がそのまま結果に反映されます

そのため、出走表で確認できる競走得点をもとに予想するだけで勝つことも可能です!

一番人気の勝率をガールズケイリンと通常の競輪で比較したのでご覧ください。

  一番人気の勝率
競輪 約30%
ガールズケイリン 約65%

一番人気の勝率が2倍以上の約65%と言われています!

これは、競馬や競艇と比較しても一番高い勝率!

人気決着が多いということは、レースが荒れていない何よりの証拠です。

荒れにくいガールズケイリンでわざわざ勝負する必要はないでしょう。

荒れやすい競輪場はある!?荒れる理由まで徹底解説!

荒れにくいレースを選定するだけで、予想が外れる確率をグッと下げることができます。

逆に、どのような特徴を持った競輪場で荒れやすいのか気になるところ

この特徴を事前に把握すれば、荒れるレースを避けることも高額配当を狙うことも可能です!

紹介する以下の2点を覚えて今後の競輪予想にご活用ください。

  • みなし直線が長い
  • 天候の影響を受けやすい

それぞれ詳しく解説していきます。

みなし直線が長い

みなし直線は長ければ長いほど、レースが荒れる傾向にあります。

その理由は、ゴール手前の最終直線で先行選手を抜き去るチャンスが増えるから。

レース展開が最後まで読みきれず、最終的には荒れた結果となることも珍しくありません。

そこで、全国にある競輪場でみなし直線距離が長い会場をランキングでまとめました

  1. 武雄(64.4m)
  2. 弥彦(63.1m)
  3. いわき平(62.7m)
  4. 四日市(62.4m)
  5. 松阪(61.5m)
  6. 豊橋(60.3m)
  7. 和歌山(59.9m)
  8. 別府(59.9m)
  9. 岐阜(59.3m)

みなし直線距離の全国平均が53.9mと比較すると、ランキング入りした競輪場がいかに長いのか分かりますね。

これらの会場では「捲り」や「差し」の脚質の選手が車券に絡みやすいです。

予想する際には、事前に出走表の決まり手割合を確認するようにしてください。

天候の影響を受けやすい

競輪は、天候の影響によってレース結果が大きく左右される公営競技。

地域によって雨や雪が降りやすい競輪場や風の影響を受けやすい競輪場があります。

天候ごとにそれぞれまとめてきたので、その会場の予想をする際には注意しましょう。

高知、松阪
函館、青森、いわき平、岐阜
松阪、小松島、和歌山、四日市、函館

レース当日の天気は、ライブ中継や競輪の公式HP、天気情報アプリなどで簡単に確認できます!

該当する会場で勝負する際には、事前に確認して勝負する習慣を身に着けてください。

まとめ

今回は、競輪の荒れるレースについてご紹介してきました。

いかがだったでしょうか。

  • 競輪の荒れるレースとは大半の予想とは全く異なる結果になること
  • 悪天候時や細切れ戦、落車などレース中のトラブルが起きたときに荒れやすい
  • 荒れるレースでは、リスクの少ない堅実な買い目にする
  • 荒れにくい狙い目のレースは一般戦の初日とガールズケイリン

競輪の荒れるレースを見極めるためには、特徴やその原因となる要素を知ることが必須。

これらを把握するだけで荒れるレースを避けることも、あえて勝負して高額配当を狙うこともできます

本記事で紹介した荒れるレースの攻略法を活用すれば、あなたが荒れるレースでも勝つことも難しくないはず。

的中率を重視するのか、リスクを取って万車券を獲得するのかは個人の自由です。

あなたの目的に合わせて使い分けるようにしてください。

楽して荒れるレースで勝負したい方におすすめの方法を紹介

慣れれば荒れるレースの見極めは簡単かもしれません。

ただ、見なければいけない情報が多いので、1日良くても2,3レース勝負できれば良いほうでしょう。

荒れる条件のレースが無ければ翌日に回さなければいけないので、無駄な時間ができていまいます。

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