競輪の単勝と複勝の代わりになる券種はある?廃止された理由や復活の可能性までご紹介!

競輪単勝のアイキャッチ画像

競馬と競艇では、お馴染みの券種である単勝と複勝。

経験の有無に関わらず、当たりやすいという特徴があります。

どちらも選択するのが、1つの番号のみという共通部分が大きく影響しているはず。

本記事では、競輪の単勝と複勝がない理由や廃止となったきっかけ、復活の可能性までそれぞれ詳しく解説しています。

ぜひ、最後までご覧ください。

競輪の単勝と複勝とは?

競馬もしくは競艇の経験がある方なら、一度は聞いたことがある単勝と複勝

どのような券種なのか見ていきましょう。

単勝 1着になる車番を選ぶ
複勝 3着以内に入りそうな車番を選ぶ

どちらも9車立てなら9人の選手から1名選ぶだけの券種。

余分な車券代がかからず、選手同士の組み合わせを考える必要がないので予想しやすいです。

シンプルかつ簡単な券種だからこそ、はじめて競輪予想した時に購入した方も多いと思います。

単勝と複勝のオッズはどれくらい?

競輪の過去を遡れば、単勝と複勝は販売されていました。

販売当時、どれくらいのオッズが付いていたのか気になるところ。

以下をご覧ください。

券種 オッズ(的中率)
単勝 1.2~40.1倍(1/9)
複勝 1.1~36.1倍(1/3)

競輪の単勝と複勝のオッズはいずれも最高で約40倍程度

オッズに大きな差はありませんが、的中率は単勝が約10%に対して複勝が約30%となっています。

そのため、当時は単勝よりも複勝を購入する方が多かったようです。

競輪の単勝と複勝が廃止された理由

競輪の単勝と複勝が廃止の画像

競馬や競艇とは異なり、オッズがかなり低い競輪の単勝と複勝。

実は競輪が始まってから2003年頃までは販売されていました

約20年前も前のことですが、記憶に残っている方もいるのではないでしょうか。

そんな競輪の単勝と複勝が廃止された理由は、他の券種と比較して売上が極端に悪かったから

販売当時は、現在のように自動車券機やネットで車券を購入することは出来ませんでした。

そのため、券種ごとに窓口を開設して販売員を常駐させていたのです。

他の券種と比較して、売上の立たない単勝と複勝の窓口に人件費を割いても売上はマイナス収支になる一方。

売上が右肩上がりになる見込みが無い窓口を無くしたいという運営の意向で、廃止にする決断をしたようです。

競輪の単勝・複勝が廃止されてから競輪界に及ぼした影響2選!

競輪の売上をこれ以上下げないためにも廃止された単勝と複勝。

廃止すれば他の券種で売上をカバーして、良いこと尽くしかと思いましたが意外な落とし穴があったのです。

それが以下の2つ。

  • 競輪の売上が大幅に減少!
  • 競輪初心者のハードルが高くなった

なぜこのような現象が起きてしまったのか、それぞれ詳しく解説していきます。

競輪の売上が大幅に減少!

はじめにご紹介するのは、単勝と複勝の廃止による競輪界の売上の減少。

実際に廃止となった前後の年間売上を見ていきましょう。

年度 売上
2000年 1,237,175,020,000円
2001年 1,170,950,352,900円
2002年 1,046,475,141,700円
2003年 983,160,944,300円
2004年 915,095,966,200円
2005年 877,495,779,400円
2006年 861,059,481,900円

単勝と複勝の販売が廃止になったのは2003年。

2000~2002年の3年間では1,000万円以上の売上を記録していましたが、売上額は1,000万円を切っています。

翌年以降もその勢いは止まらず、2006年には約860万円まで売上が下落

全ての原因が単勝と複勝の販売廃止ではありませんが、これも売上が下がった大きな要因と考えられますね。

競輪初心者のハードルが高くなった

続いて紹介するのは、初心者や経験の少ない方が競輪予想を勝負しににくなった件について。

単勝と複勝はそれぞれ1車番のみを選択する券種なので、競輪の経験や知識は関係なく買いやすい券種となっています。

予想しやすく、的中率も高いので支持していた競輪ファンは一定数いたはずです。

そんな単勝と複勝の販売が廃止したとなると、競輪がはじめての方は予想することすら難しくなります。

賭式も複雑なので、覚えるまでにある程度の時間も必要です。

そんな方は、わざわざ競輪ではなく競馬や競艇で手軽にできる単勝・複勝で勝負しようという考え方に至ります。

競輪人口の減少だけでなく、売上にも影響しているのは言うまでもありませんね。

競輪の単勝、複勝が今後復活する!?可能性はあるの?

競輪の単勝と複勝が復活する可能性の画像

競輪界全体の売上にも影響を及ぼした競輪の単勝・複勝の販売廃止。

売上の回復や新規の競輪ファン獲得のためにも復活を希望するファンもいますが、その可能性はあるのでしょうか。

復活の可能性は「0」ではありませんが、限りなく低いと考えていいでしょう。

その理由は、廃止から20年以上も経ち、運営や多くの競輪ファンにとって需要がそこまで高くないから

もちろん単勝と複勝を復活させることでのメリットはありますが、賭式を増やすもしくは変更するのはどうしてもコストがかかってしまいます。

このような状態で、復活しても2004年以降のように売上が下がってしまっては元も子もありません。

運営が今後どのように考えるかは不明ですが、競輪界の売上が今まで以上に伸びることが必須の条件ですね。

競輪の単勝と複勝の代わりとなる券種を紹介!

現状、復活の可能性は低い競輪の単勝と複勝。

競輪で購入できて代わりとなり得る券種はあるのでしょうか。

今回紹介する券種は以下の2つです。

  • ワイド
  • 2連単

どのような理由で代わりとなるのかそれぞれ詳しく紹介します。

代わりとなるのはワイド

競輪で購入できる券種で単勝・複勝の代わりとなる得るのはワイド。

7車立ては最大10通りと的中の組合せ数が少ないため、初心者の方でも予想がしやすいです。

券種の特徴も類似しているので、比較して見てみましょう。

単勝 1着になる車番を選ぶ
複勝 3着以内に入りそうな車番を選ぶ
ワイド 3着以内に入りそうな車番を2名選ぶ

単勝と複勝の特徴を一度に楽しめるのがワイド。

3着までに入る選手を2名まで選出するので、人気選手と穴狙いの選手を選択することも可能です。

このように自由度が高く、平均配当の高さもワイドの大きな魅力。

結果として的中すれば、単勝と複勝の代わりどころか上位互換の券種と言っても過言ではありません。

最も券種としてバランスに優れているのは2連単!

競輪の単勝と複勝の代わりとなり得るのはワイドですが・・・

今回オススメしたい券種もあるのであわせてご紹介します!

それが「2連単」

1着と2着を着順通りに読み当てる券種となっています。

的中率と配当のバランスの良さが抜群です!

以下をご覧ください。

券種 組合せ数(7車立て/9車立て) 平均配当
3連単 210通り/504通り 約5,100円
2連単 42通り/72通り 約3,500円
ワイド 21通り/36通り 約620円

3連単が一番稼げるように見えますが、的中率は210/1で約5,000円です。

対して、ワイドは21/1で当たりますが、平均配当は約620円前後と10回連続で当ててやっと3連単と同じくらいです。

そこで、注目したいのが2連単。

42/1で平均配当は3,500円と、3連単やワイドよりも最小限のリスクで勝負できます。

競輪は、あくまでもギャンブル。

リスクを回避して勝負するに越したことはありません。

そのため、高リスクの券種で賭けるくらいなら、確実性の高い2連単で勝負するのが懸命です。

まとめ

今回は、競輪の単勝についてご紹介しました。

いかがだったでしょうか。

まとめると以下の通り。

  • 2003年頃までは競輪でも単勝と複勝は販売されていた
  • 廃止になった理由は他の券種と比較して売上が悪くなったから
  • 競輪の単勝・複勝が廃止されて売上と新規顧客が減少した
  • 競輪の単勝・複勝が今後復活する可能性はかなり低め
  • 競輪の単勝・複勝の代わりとなり得るのは「ワイド」

売れ行きの悪さから販売が廃止された競輪の単勝と複勝

需要がないという意見が多い一方で、新規顧客獲得のために復活してほしいという声もあります。

今後の競輪の盛り上がり次第では、復活の可能性も十分にあるので気長に待ちましょう。

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